悪質な包括根保証とはどのようなものか?

他人の借金の保証人には簡単になってはいけない、と一般的には言われていますが、その健全性がどうあれ、融資を受けるには保証人は必要です。誰かが保証人にならなくてはいけません。

 
悪質な融資の種類として代表的なのは包括根保証というものがあります。通常、融資をする際、その保証人にはその融資額や期間が定められており、それを了承してサインや判子を押してその保証人になることを承諾します。

 

 

しかし、現実には商工ローンなど事業用の融資の場合で取引が長期間にわたる場合などは、追加の融資を受けるたびに債務者と保証人がサインをしなくてはならないのは面倒です。そこで、根保証という方法での契約があります。根保障とは、融資の限度額や期間が定められており、その範囲を保障しますという契約になります。

 

ですから、当初100万円の融資の保証人になったつもりでいても、それが根保証の保証人であり、限度額が5000万円だった場合、5000万円の返済を迫られる可能性があるのがこの根保証です。包括の根保証はそれらの限度が全くの無制限状態のものをいい、悪質なものです。このため、現在では保証人が個人の場合は極度額や期間が定められていない根保証は法律で無効になっています。

Comments are closed.